第55回企画展

二戸市シビックセンター・福田繫雄デザイン館第55回企画展
福田繁雄のデザインフットワーク

福田繁雄の作品の中には「足」をモチーフにしたものも少なくありません。視覚の原理<図と地>を応用し白い地は女性の足に見え、黒の図を見ていくと男性の足に見えてくる二つの意味を重ねたポスターや、ト音記号に男と女のコミカルな組み合わせを絡ませてデザインしたポスター。そのほかにも足をテーマにした作品を多数展示します。
福田は「顔はもちろんのこと、手の動きにも人間の感情は出てしまうものだ。端的に人間を表現するのには、足に勝るものはない」とも言っています。ユーモアと未知のイラストレーションに包まれた新しい発見を求めて、ぜひ本企画展に「足」を延ばしてみてはいかがでしょうか。

◆本展示にあたっては、グラフィックデザイナー及川利春氏(武蔵野美術大学造型学部産業デザイン学科卒業後、講談社刊『グラフィックデザイン』編集部に在籍。帰郷後盛岡の印刷会社を経て、現在及川デザイン室主宰)より監修のご協力をいただきました。
◆このチラシのデザインは、福田繁雄氏の作品の一部を使用し、再構成したものです。

【入館料】
一般・高校生=200円
中学生・小学生=100円
団体は20名以上で一般・高校生=160円、中学生・小学生=80円
田中舘愛橘記念科学館共通券、一般・高校生=360円、中学生・小学生=180円